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一日の家事を100分短縮する

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家事にかける時間は、少なければ少ないほど良いですよね!

我が家(4人家族でいまは夫が育休中で家事の中心)は一日の家事時間が約200分で、日本の平均よりも100分くらい短縮できているので、我が家で取り組んでいる効率化のテクニックを紹介します。

可処分時間は少ない

2018年 『第6回全国家庭動向調査』 1によると、夫婦の平日の家事時間を合わせると平均300分(妻は平均263分、夫は平均37分)だそうです。1日24時間しかないのに家事時間が多すぎませんか。

1日24時間のうち、7時間睡眠したら残り17時間、共働きだと(仮に通勤がなくて残業ゼロだとしても)7.5時間働いて残り9.5時間、ここから家事をすると(夫婦で等分としても)残り7時間、風呂入ったり歯磨いたり育児してると自分に使える時間はもうわずか…もっとスマホ弄りながらゴロゴロしたい…そう考えると、家事は少しでも効率化すべきです。

何を効率化すべきか?

まず家事にかかる時間の内訳を確認します。残念ながら『第6回全国家庭動向調査』 では家事の内訳に関するデータがないので、家事の時短に関する調査(株式会社コズレ)のデータを参考にします(この調査でも家事合計時間が4.4時間になっているので、『第6回全国家庭動向調査』の妻平均263分(=4.38時間)と似た結果なのかなと思います)。

一日の平均時間全体
料理2.2時間
掃除1.0時間
洗濯1.2時間

出典:「家事の時短に関する調査(株式会社コズレ)

料理を効率化すべき?

上記表を見ると、いちばん時間がかかっている料理を短縮するとよい気がしてきます。しかし、洗濯は1日1回が大多数でしょうが、料理は1日2回ないし3回あります。ということは1回あたりにかかる時間はこれより少ないです。同様に掃除は内容が様々で、床、流し台、風呂、トイレ、などの場所ごとに方法が異なります。

ということで、それぞれの項目を1回あたりにかかる時間に変換すると、料理 2.2時間/3回、掃除 1.0時間/場所ごと、洗濯 1.2時間/1回になるため、 効率化できる余地が大きい 洗濯 > 料理 > 掃除 の順に取り組むのが楽かなと思います。

洗濯

洗濯乾燥機能付きのドラム式洗濯機や、乾太くんのようなガス乾燥機を導入すれば、干す手間がゼロになります。これさえ導入すれば、洗濯は15分ほどに短縮できます。これは文句なしにおススメです。

参考までに、我が家はビックドラムを利用してます。ドラム式にはとんでもない量のホコリが溜まっていくので機械が長持ちしそうにないというデメリット(自分調べ)がありますが、もはやどうでもいいくらい効率的になるので、大丈夫です。安心してください。

ただ、干す手間がゼロになっても、取り込むのに5-15分くらいかかります。これを短縮するテクニックとして、我が家では、洗濯機から取り出したパジャマやパンツは畳まずに脱衣所に置いておいて、夜にそこから拾って使うようにしてます。2セットでローテーションすることになるので痛むのが早い気もしますが、まあ気にしないことです。

なお、どうしても自然乾燥させたい衣類は、干したあとは畳まずに、ハンガーかけたままラックに吊るしてます。

また、家族からは反発喰らって自分しか導入してませんが、靴下は全部同じものを買いそろえると、同じ色の靴下を探してクルっとまとめたりする手間が省けるのでおススメです。靴下、そんなに色違いがいいですか?全部同じで良くないですか?さすがにジョブズのように黒のタートルネック+ジーパンを着続けるのはハードル高いですが、靴下くらいなら良いと思います。

掃除

床、流し台、風呂、トイレ、の掃除が代表的だと思いますが、ひとつひとつは時間がかかるわけではないので、あんまり効率化できてません。長時間放置するとガンコな汚れになっていくので、気づいたときにちょこちょこ実施するくらいです。

風呂掃除なんかは、世の中にはToToのハイエンドな浴室のような、床洗浄から浴槽洗浄まで自動でお任せできるのもあるらしいですが、リフォームが必要だし金額的にも手間的にも現実的ではないという判断で、いつかこんなのがついた家に住みたいなと思うに留めてます。

床掃除は、ルンバを代表とする自動掃除機が便利に違いないと、安価なパチモンを導入してたこともあります。ですが、子どもが産まれてからは怪我の心配やら破壊の心配が出てきたので、自然と使わなくなっちゃいました。いまは、子どもと遊んでるときにクイックルワイパーをかけています。おままごとで店員の役を勝ち取れば、自然にクイックルワイパーをかけられます。

まあ、そもそもの話として、掃除は完璧目指してないです。ある程度きれいなら生活できるからいいじゃんと思ってます。このテクニックにより、掃除 平均 1.0時間のところ、我が家は 0.5時間くらいになっています。

料理

料理は、副菜は作り置き、メインは都度調理してます。

作り置きは組み合わせ自由自在 作りおき野菜おかず357等の書籍を参考に、2-3種類くらい冷蔵庫にいれてます。

メインは、ヘルシオ ホットクックヘルシオ オーブンレンジを活用して肉や魚を煮たり焼いたりしてます。機械に材料を投入しちゃえば待つだけなので、この時間で他の事ができます。だいたい1回あたり5-10分くらいは短縮できる感覚がありますが、もしかすると料理に慣れている人には不要かもしれません。

食後の片付けについては、食洗器を利用すると 5-10分くらいは短縮できます。最近は据え置き型の食洗器などもあるので、ひとり住まいでも導入できる環境にありますね。ただ、食洗器は予洗いが必要ですし、乾燥中は皿使えないし、乾燥後に皿の片付けをしないといけないので、思ったよりは手間がかかります。予洗いしてると「これやってる間に皿洗い終わるんじゃねえか?」という葛藤が生まれますが、高温で洗浄してくれるから清潔!と思うことにしてます。

また料理から若干逸れますが、箸はひとりひとり気に入ったモノを用意したりせずに、全員同じにしてます。味気ないですが揃える手間が省けるので、大戸屋みたいで逆にいい、と思うことにしてます。

これらの工夫を組み合わせることで、料理 平均 2.2時間のところ、我が家は 2.0時間くらいです。

いや、ほぼ効率化できてないのかい!…しかし、これには理由があります…

料理…ついつい楽しくなっちゃって時間かけちゃうんですよね。

「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ を参考にミートソースをいちから作ってみたり、自宅で生パスタを打つ方法をググったりし始めちゃいますよね…なんなんでしょうね、この現象は…。知ってましたか?ミートソースの味のベースは、ソフリットという香味野菜をじっくりと炒めたものなんですよ。夜中に30分かけてソフリット作ったあとに、そこからさらに30分かけてじっくりことことミートソースを煮てると、「いったい何をしているんだ…」という絶望的な気持ちと、「とんでもないもの作ってしまった…美味しいぞこれは…最高だ…」という気持ちが混じりあい、何とも言えない気持ちになりました。

まとめ

洗濯は乾燥を自動化しましょう、掃除はある程度で諦めましょう、料理はハマらないようにしましょう。

Footnotes

  1. https://www.ipss.go.jp/ps-katei/j/NSFJ6/Mhoukoku/Mhoukoku.pdf